縄文土器学習 306
加曽利貝塚博物館の企画展「あれもE これもE ―加曽利E式土器(印旛地域編)―」(2019.11.16~2020.03.01)で展示されている加曽利EⅣ式瓢箪型注口土器及び蓋(佐倉市六崎貴舟台遺跡第10次)の注口が獣面であることを「発見」しました。
次の観察記録3Dモデルを見ていただくとよくわかると思います。
加曽利EⅣ式瓢箪型注口土器及び蓋(佐倉市六崎貴舟台遺跡第10次)企8 観察記録3Dモデル
撮影場所:加曽利貝塚博物館 企画展「あれもE これもE ―加曽利E式土器(印旛地域編)―」
撮影月日:2019.11.19
整理番号:企8
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.523 processing 46 images
展示風景
上記写真の注口部分拡大
展示土器を観覧しているときは気が付きませんでしたが、3Dモデル作成途中に気が付きました。両眼だけでなく、微細ですが二つの鼻孔が付いています。
3Dモデル画像
3Dモデル画像
3Dモデル画像
蓋がされているのでまるでぶんぶく茶釜の狸のようでかわいいという感情が生まれます。
鼻孔のつくりから猪とは思えませんから、狸、キツネ、ムササビなど他の小動物をイメージしたのではないかと想像します。土器表面の模様からコジュケイなどの地面によくいる鳥のイメージかもしれないとも空想します。
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