2019年8月8日木曜日

中峠式土器の観察記録3Dモデル作成

縄文土器学習 225

柏市郷土資料展示室の展示されている縄文土器のうち中峠式深鉢形土器(宮ノ内遺跡出土)の観察記録3Dモデルを作成しました。

中峠式深鉢形土器(2) 宮ノ内遺跡 観察記録3Dモデル

中峠式深鉢形土器(2) 宮ノ内遺跡 撮影写真例

中峠式土器ははじめて見ましたので、じっくり観察したいと思います。
光線が明るいためガラス面越し撮影にもかかわらず難がほとんどない3Dモデルを作成できました。
中峠式は小澤政彦先生講演でそもそも形式として存在しないという専門的な話もあり、土器形式の独立性という観点からも興味を持っています。
2019.02.25記事「小澤政彦先生講演「東関東(千葉県域)の加曽利E式」学習メモ

中峠式土器分布は次の記事に掲載しました。
2019.07.27記事「勝坂式土器と中峠式土器の分布

千葉県縄文遺物J1グランプリ2019

市立市川考古博物館を訪問した際、縄文遺物J1グランプリ2019のポスターをみました。縄文学習初心者にとって興味深い、見慣れない遺物写真が満載であり、興味深いので写真を撮りました。また同じ画面のチラシも入手しました。
楽しいイベントです。
33の縄文遺物の人気投票と縄文キャラクター募集2本立てのイベントです。

千葉県縄文遺物J1グランプリ2019 ポスター
これらの縄文遺物は次年度に千葉県立中央博物館で展示されるようです。

このポスターを使って遊んでみました。

1 自分が見たことある遺物
33の遺物のうち見たことがあるものは3注口土器(市立市川考古博物館)、4バイオリン型土偶(飛ノ台史跡公園博物館)、5深鉢(松戸市立博物館)の3点だけでした。3点は観察記録3Dモデルを作成してあります。
千葉県には珍しい、宝物的価値のある縄文遺物が多数あることに感心します。

2 はじめて気が付いた遺物
石冠というタイプの遺物があることにこのポスターではじめて知りました。WEBでしらべると印西市の遺跡から出土していて、儀器のようです。またヤシの実製漆塗り容器があります。黒潮に乗って流れ着いたヤシの実を素材にした漆製品のようです。このような製品が存在することをこのポスターではじめてしりました。両方の遺物ともに見たくなります。

3 特段に見たいと感じる遺物
2と18のイノシシ形土製品、11の手燭形土製品、19の香炉型顔面付土器などは特段に見たいという意欲が湧く遺物です。

4 感想
千葉県市町村の各教育委員会から出品(?)された33の縄文遺物を通覧すると縄文後期晩期の祭祀に関わる遺物が多いように感じます。土偶・土製品、石棒、顔面付土器など。
祭祀に関わる遺物は現代人からみてその使い方や伴う感情・思考が判らないので、珍品であり無意識的な「怖いもの見たさ」的興味や不可解を楽しむ興味も加わるとおもいます。
日常生業生活の道具は珍品とか宝物にならないので出品(?)がすくないようです。「かそりーぬ」などと興味が被らないような興行的(?)忖度もあったかもしれません。

5 自分なら何を縄文遺物グランプリに輝かせるか?
33の出品物からはなれて、千葉県縄文遺物全部を対象にして、自分なら何を千葉県を代表する遺物とするか仮想してみました。
縄文衰退期の遺物は縄文を代表するものにはしたくありません。
はつらつとした、希望にみちあふれていた縄文発展期か爛熟期の遺物を選びたくなります。
そうすると加曽利E式土器を頂点とする時期の製品とか、加曽利B式土器を頂点とする時期の製品になります。
思い切って1点だけ選ぶとするならば、縄文時代絶頂期の成長・多収穫を象徴する、社会組織充実性を象徴する加曽利EⅡ式巨大土器をあげることにします。

加曽利EⅡ式巨大土器
加曽利貝塚博物館企画展「あれもE これもE -加曽利E式土器(千葉市内編)-」展示

1枚のポスターから思考をあれこれ膨らませて楽しむことができました。

2019年8月7日水曜日

柏市郷土資料展示室訪問

縄文土器学習 224

柏市郷土資料展示室を訪問し展示物を観覧するとともに縄文土器の写真撮影をさせていただきました。
展示全体は舟運に関連する歴史展示などが特に充実していました。これらの展示は本来自分にとって強く興味があるものですが、心を鬼にして一瞥程度で形ばかりの観覧としました。それらの展示は再訪してじっくりみることにします。
今回の訪問では縄文土器10点の3Dモデル作成用写真撮影を行いました。
なお担当専門家の職員の方に資料調査をしていただき土器形式を教えていただきました。お手数をかけてしまい、心から感謝申し上げます。

柏市郷土資料展示室の縄文土器

中峠式土器2点はいままでどこでも観覧したことがなかったので3Dモデル作成後じっくり観察することにします。出土遺跡についても学習を深めることにします。縄文土器3Dモデルコレクションという収集趣味における満足感をえることができました。
器台が展示してあったことも予想外でした。上面が削られ、真ん中に穴があいています。器台は組み立てを要する大麻吸引装置の基礎部分であると想定していますが、自分にとっての検討材料が増えました。
今後10点の縄文土器の3Dモデルを作成することにします。

………………………………………………
企画展「物流の要衝 根戸」が併載されていましたが、その目玉展示物として常滑大甕が展示されていました。2日前に四街道市第二庁舎ロビー展示で見た常滑大甕と大きさといい、色や材質感といい、推定年代といいとても良く似ています。(私にとって楽しい偶然です。)

企画展展示 常滑大甕

説明文

四街道の大甕は発掘された考古遺物で、柏の大甕は寺に伝わるいわば骨董のようです。

2019年8月6日火曜日

四街道市の常滑大甕 3Dモデル

四街道市第二庁舎ロビーに展示されている常滑大甕を紹介します。

常滑大甕 15世紀前半頃 四街道市山梨川戸の妙見神社付近から出土 観察記録3Dモデル

常滑大甕 写真例

常滑大甕 説明

以前四街道市第二庁舎(教育委員会庁舎)に縄文土器が展示されていて、その写真撮影に出かけました。ところがとっくの大昔に展示替えで縄文土器はかけらだけになっていました。弥生式土器は多数展示されているのですが、そちらに興味を振り向けるのは「危険」なので、かわいそうとは思いますが「見て見ぬふり」をしました。

かわいそうに「見て見ぬふり」をされた弥生式土器

その代わりに「危険」性がない中世常滑大甕の写真を撮影し、3Dモデルを作成した次第です。

不用心に弥生式土器に興味を持つと、そちらの方は古墳時代とつながり、さらに奈良平安にもつながり、俄然興味が深まり、縄文土器学習に負の影響が出る危険性を感知しています。

関山式土器 幸田遺跡 3Dモデル

縄文土器学習 223

松戸市立博物館企画展こどもミュージアムで観覧した関山式土器(幸田[こうで]遺跡)の観察記録3Dモデルを作成しました。

1 関山式片口付深鉢形土器(2) 幸田遺跡 観察記録3Dモデル

関山式片口付深鉢形土器(2) 幸田遺跡 観察記録3Dモデル

関山式片口付深鉢形土器(2) 幸田遺跡 撮影写真例

土器に当たる光が大変弱くまたガラス面越し撮影であることに起因して一部に難が生れています。しかし想定以上に記録性のある3Dモデルが出来ました。学習資料として自分専用で使う分には十分な質が生れました。

関山式土器の考察は次の記事で既に行っています。
2019.05.09記事「関山式土器 神門遺跡及び取掛西貝塚
2019.07.24記事「関山式土器の分布と貝塚

関山式の時代は縄文海進で生まれた沿岸域環境を有効利用し始めた縄文前期発展期の最初期であり、おそらく特有のはつらつとした気風、希望に満ちた雰囲気が存在していたに違いありません。そのような気風・雰囲気を背景にして海から食物を得ることと関連して土器に片口が付いたと空想します。いつか、片口がこの時期にだけ流行した理由について検討したいと思います。

2 関山式深鉢形土器(1) 幸田遺跡 観察記録3Dモデル

関山式深鉢形土器(1) 幸田遺跡 観察記録3Dモデル

関山式深鉢形土器(1) 幸田遺跡 撮影写真例

3 参考 鵜ヶ島台式深鉢形土器 登戸Ⅱ遺跡 観察記録3Dモデル

鵜ヶ島台式深鉢形土器 登戸Ⅱ遺跡 観察記録3Dモデル

鵜ヶ島台式深鉢形土器 登戸Ⅱ遺跡 撮影写真例

常設展における展示土器は照明が明るく、かつガラス面がないため難がほとんどない3Dモデルが作成できました。

4 メモ
松戸市立博物館で3Dモデル作成用写真を撮影した土器は順次3Dモデルを作成し、サイト「縄文土器3Dモデル素材集」に掲載します。


2019年8月5日月曜日

松戸市立博物館企画展「こどもミュージアム」観覧記

縄文土器学習 222

2019.08.04に松戸市立博物館企画展「こどもミュージアム」と常設展の縄文土器を観覧してきました。ツィッターしむちゃん ナウさんからおすすめがあった企画展は12点以上の縄文土器が展示され見応えがあり圧巻でした。(企画展は9/16まで開催。無料です。)
合計20点近くの縄文土器をじっくり観察することができました。学芸員の先生から土器形式について教えていただくこともできました。特に片口のある関山式土器5点の陳列は大いに見応えがあり学習になりました。ほとんど3Dモデル作成用写真撮影を行いましたの「縄文土器3Dモデルコレクション」という収集趣味観点からも大満足です。

企画展「こどもミュージアム」展示縄文土器

関山式土器 片口付深鉢 幸田遺跡出土 国指定重要文化財

常設展展示縄文土器
今後これらの土器の3Dモデルを作成して再度じっくり観察することにします。
これらの土器のほか、ミニチュア土器、土偶、土版など興味あふれる土製品や石器等が多数ありました。しかし全部一遍に消化することは不可能ですからそれらの3Dモデル用写真撮影はあきらめました。後日再訪して詳細観察することにします。なにがあるかが判っただけで今回は満足します。
なお各種資料を購入入手できましたので松戸市域遺跡の学習参考資料が充実しました。子和清水遺跡とか貝の花遺跡の意義についておいおい学習を深めたいと思います。

インスピレーションの素 3Dヒートマップ

縄文土器学習 221

土器形式別出土遺跡分布ヒートマップの3Dモデル化が技術的に出来るようになったので、縄文前期諸磯式土器と同時期の浮島式土器の3Dヒートマップを作って、それを道具に考察してみました。

1 千葉県 諸磯式土器出土遺跡分布3Dヒートマップ

千葉県 諸磯式土器出土遺跡分布3Dヒートマップ

2 千葉県 浮島式土器出土遺跡分布3Dヒートマップ


千葉県 浮島式土器出土遺跡分布3Dヒートマップ

3 考察
諸磯式土器と浮島式土器の分布面での考察は既に次の記事で行っています。それらの記事に加え、次のような感想を持つことができました。
2019.07.25記事「諸磯式土器と浮島式土器の分布
2019.07.26記事「諸磯式土器と浮島式土器の共伴出土

主な遺跡密集域

【3Dヒートマップをいじりながら浮かんだインスピレーション(想像、空想、妄想)】
・諸磯式の集中域A、B、Cは浮島式共伴が多いです。その理由はA、Bは東京湾漁場、Cは狩場があり、その権利(漁業権、狩猟権)つまり縄張りを在地集団である諸磯式土器集団が保持していたことによると考えます。つまり茨城方面から南下してきた浮島式集団が漁場や狩場のある場所に進出するためには諸磯式集団と共存するしか方法がなかったのだと考えます。
・浮島式集団の方がいくら多人数であっても諸磯式集団を排除して漁場や狩場を獲得できる社会関係はなかったのが縄文社会の一つの特色であると考えます。
・このような2集団の関係を集落レベルで如実に示す一つの資料が大膳野南貝塚発掘調査報告書です。
・Dは特段の集中ではありませんが、諸磯式遺跡が分布します。この場所に浮島式集団が殆どやってこないのは、この場所が生業の上で魅力が乏しかったからだと思います。
・Eは南下してきた浮島式集団の下総台地におけるいわば本拠地となった場所だと考えます。この場所は諸磯式集団の分化の中心から離れているので浮島式集団が「総取り」できたのだと思います。

【インスピレーションが浮かんだことに対する感想】
・自分が体験した学習(大膳野南貝塚発掘調査報告書の超子細な学習体験など)に応じて3Dヒートマップをいじくると各種インスピレーションが湧きます。
・つまり3Dヒートマップはいじくるという筋肉感覚と立体画像の動き(視覚効果)が刺激となり、思考を促進します。
・3Dヒートマップはインスピレーションの素であると言えます。

・仮に諸磯式と浮島式に関する遺跡発掘調査報告書レベルの知識が皆無ならば、3Dヒートマップから得られるインスピレーションは虚弱であると考えます。
・逆に諸磯式遺跡269、浮島式遺跡400の全ての発掘調査報告書を熟読している専門家が存在しているとすれば、その専門家がこの3Dヒートマップを通じて得るインスピレーションは計り知れない膨大なもので、極端に高品質なものであると考えます。

2019年8月3日土曜日

縄文土器観察記録仕様

縄文土器学習 220

1巡目及び2巡目縄文土器観察結果の記録様式を統一して、後に必要に応じて作成する予定の縄文土器データベースの使い勝手を事前に向上させておくことにします。
この記事では自分専用の縄文土器観察記録仕様項目をメモしておきます。

1 土器名称等
展示施設における土器名称、展示施設、撮影月日を記録します。


土器名称:餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器
撮影場所:加曽利貝塚博物館
撮影月日:2019.05.16

2 土器オルソ投影写真
土器3Dモデルを作成したものについては作成ソフト(3DF Zephyr Lite)の機能を利用して正面、左手から、右手から、上からのオルソ投影写真を掲載します。
オルソ投影写真の土器シルエットは正確に計測した断面図と同じ価値のある情報です。

正面

左手から

右手から

上から

3 土器3Dモデル
土器3DモデルをSketchfab画面としていじれる様に掲載します。(WEB画面)

餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器3Dモデル

4 土器展示風景写真
土器展示風景写真を掲載します。

餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器展示風景

5 寸法
(検討中)
3Dモデル作成ソフトにより高さ、各部位の幅、あるいは厚みなどがオルソ投影画面等で相対値として精密に計測できます。
しかし、絶対値は現在のところ不明です。画面にスケールを置かなくても、スマホカメラ機能を利用した絶対値計測が可能ならば導入したいと思います。

2019年8月2日金曜日

千葉県地形3Dモデル作成

QGISで地形3Dモデル書き出しが出来ることを知り、あっけなくそれが出来たため1~2日間その意義について気が付くことができませんでした。
(地形3Dモデルの作成は地理院3Dモデルの活用やBlenderの活用などに血道をあげて取り組んでいて、なぜかことごとく成果があがらず、頭がそちらに凝り固まっていました。)
しかし、地形3Dモデル作成実現が2011年の趣味活動開始以来追い求めてきたたっての夢の実現であることにハタと気が付きました。
QGISで地形3Dモデル書き出しができることは自分にとっては巨大な意義があるスキルです。夢が実現していたことに気が付きました。
(趣味活動開始当初の花見川河川争奪等の検討における地形表現に苦労したことが思い出されます。)
過去の興味はさておいて、縄文学習で千葉県と周辺の地形がどうなっているのか3Dモデルで確認できることは大変すばらしいことです。
そこで、この記事では千葉県地形観察のための3Dモデルを3点作成してみました。
地形データはJAXA提供30mメッシュで、表示は国土地理院色別標高図と2007年空中写真を乗算表示したものです。
モデルは垂直強調度10倍、30倍、50倍の3点を作成しました。

千葉県地形3Dモデル 垂直強調度×10

千葉県地形3Dモデル 垂直強調度×10

千葉県地形3Dモデル 垂直強調度×30

千葉県地形3Dモデル 垂直強調度×30

千葉県地形3Dモデル 垂直強調度×50

千葉県地形3Dモデル 垂直強調度×50

感想
1 垂直強調度
この付近の地形に関する問題意識の所在によってどの垂直強調度が適切であるか変化することは当然です。
台地地形の特徴を見るためには、自分は垂直強調度50倍のものが判りやすく感じます。山地付近はあまりに誇張されますが、台地や丘陵は模式的になり判りやすく感じます。

2 東京・神奈川と千葉の台地・丘陵対比
武蔵野台地・多摩丘陵・相模原台地と下総台地の面積や地形起伏の大ざっぱな対比をこの3Dモデルではじめて体験したような感覚を持ちました。
武蔵野台地・多摩丘陵・相模原台地・下総台地の地図(地形がでている地図)はほとんどがそれぞれだけで描いてあります。この3Dモデルのように全部を一括して眺める機会はほとんどありません。
想像したよりも武蔵野台地・多摩丘陵・相模原台地の面積が(下総台地と対比して)狭く感じます。これまで自分の中で過大評価(?)してきたのか。

3 5mメッシュの利用
この3Dモデルは30mメッシュですが、既に5mメッシュを所持しています。5mメッシュで空間を限定すれば極めて精細な地形3Dモデルを作成することができます。期待が高まります。
土気付近の村田川、鹿島川、九十九里の3流域が交わる場所は旧石器時代から縄文時代まで有名な狩猟場所です。遺跡が集中しています。このような場所について地形3Dモデルを作成して遺跡について考察すれば獲得できる有用情報は大きいものがあると思います。

4 地形情報を作成して地形つくることも可能
海面下の地形情報を作成すれば海面低下時代の地形を自分で表現できる可能性があることに気が付きました。
同じように開発で削平されて失われた台地地形を古地図等から地形情報を作り直し、3Dモデルとして復元できる可能性にも気が付きました。

2019年8月1日木曜日

2巡目縄文土器学習の算段

縄文土器学習 219

2巡目縄文土器学習のイメージが湧いてきましたのでその算段をメモしておきます。

1 8月~10月頃 土器観察の徹底
●活動
ア 近隣展示施設の悉皆的訪問観覧、観察個体を増やす。
→その道具として現場観察支援スマホアプリを作成する。
イ 観察個体の3Dデータベース化
→3D観察データ記載のために標準化仕様メモを作成する。
●目標
ウ 形式別器種の様子、器種別出土数の様子をイメージできるようになる
→〇〇という形式の器種はどのような幅があるか。それぞれの器種の相対出土量はどれほどか。器種別出土様態(破壊の程度や埋納の様子等)はどうか。
→小林達雄編「総覧縄文土器」の記述をまとめることで有力情報を獲得できそうである。

2 11月~12月頃 土器から遺跡への視点の転換
●活動
ア 土器形式別の地形(想定)資料作成
→海陸分布、当時の海岸線付近の地形環境推定。
イ 土器形式別主要遺跡
→(その形式時期の縄文社会を知る上での)重要遺跡の抽出と関連資料収集(あるいは所在確認)
ウ 土器形式別縄文社会主要指標の検討
→定住の様子、生業の様子、土器作成技術、石器作成技術、遺構作成技術等についてチェックする。発展期と衰退期のイメージ。
●目標
エ 土器そのものの知識を生かしてより高次の興味である「縄文社会消長分析」に2020年1月からスムーズに移行する。

このように思う通りに学習が進む保証はありませんが、認知症が重症になる前にある程度の学習は楽しんでおきたいと希望しますので、急ぐことにします。

この試作物を踏み台にして、今後各種改良が無限に可能です。
データは千葉県だけですが、地形を「千葉県行政区域」だけに限定すると問題意識面における視野狭窄に陥ります。地形をある程度広域表示することによって縄文社会の様子をイメージしやすくなります。