2020年10月31日土曜日

ハマグリ製ヘラ状貝製品の3Dモデル観察 その2

 縄文貝製品学習 24

千葉県教育委員会の許可で閲覧した有吉北貝塚出土縄文中期ハマグリ製ヘラ状貝製品の観察を3Dモデルを活用して行います。この記事では374図11個体の表面の観察を行います。

1 ハマグリ製ヘラ状貝製品(磨貝)(千葉市有吉北貝塚)374図11表面 観察記録3Dモデル 

ハマグリ製ヘラ状貝製品(磨貝)(千葉市有吉北貝塚)374図11表面 観察記録3Dモデル 

縄文中期、L、殻長97.6㎜、殻高79.5㎜ 

撮影場所:千葉県教育庁森宮分室 

撮影月日:2020.09.18 

許可:千葉県教育委員会許可による撮影・掲載 

ハイパス調整画像、高精細モデル 

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.009 processing 22 images


撮影の様子


参考 裏面


実測図

有吉北貝塚発掘調査報告書から引用


3Dモデルの動画

2 観察


観察画像メモ

・このハマグリ製ヘラ状貝製品もアリソガイ製ヘラ状貝製品と比べて「使用感」が薄い感じを受けます。

・腹縁部の一部が硬いモノを擦ってエッジになっています。また一部そのエッジが凹んでいます。細長いモノを擦っているのでしょうか?

・閲覧したヘラ状貝製品全8点(アリソガイ製6点、ハマグリ製2点)の第1回目3Dモデル観察が終わりました。まとめを次の記事で行います。


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