現在、加曽利貝塚博物館E式土器企画展(終了)の展示土器について学習しています。この記事では加曽利EⅣ式土器学習として、加曽利EⅣ式深鉢(佐倉市神門房下遺跡E地点)企12土器を観察します。(企12はこのブログにおける整理番号です。)
1 加曽利EⅣ式深鉢(佐倉市神門房下遺跡E地点)企12 観察記録3Dモデル
撮影場所:加曽利貝塚博物館 企画展「あれもE これもE ―加曽利E式土器(印旛地域編)―」
撮影月日:2019.11.19
整理番号:企12
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.523 processing 46 images
ライトが近く、壁面がハレーションしています。
2 3Dモデルから作成した文様浮彫展開写真
GigaMesh Software Frameworkを使って3Dモデルから文様浮彫展開写真を作りました。
加曽利EⅣ式深鉢(佐倉市神門房下遺跡E地点)企12 文様浮彫展開写真 1
加曽利EⅣ式深鉢(佐倉市神門房下遺跡E地点)企12 文様浮彫展開写真 2(参考)
3 観察と感想
・口縁部文様帯を有していません。
・ハレーションのため文様浮彫展開写真では十分に確認できませんが、沈線で磨消部と区画される弧線文は単位文として胴下部まで連続しています。
・この土器は連携すべき弧線文が単位文に独立したものであると専門家が考えている土器のようです。
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参考
参考
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