縄文土器学習 127
餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器の展示状況3Dモデル
(中央位置の土器が称名寺式土器) 加曽利貝塚博物館展示 2019.05.16撮影 (参考左土器は加曽利貝塚出土加曽利EⅢ式土器、右土器は加曽利貝塚出土堀之内1式土器)
ガラス越し撮影ですが展示されている称名寺式土器の様子を3Dモデルにすることができました。
「作品」とか「製品」とかをイメージする3Dモデルではなく、学習資料・観察記録の材料としての価値はある3Dモデルをつくれたと考えます。
ガラス越し撮影から3Dモデルがつくれることが判ったことは自分の学習にとって意義のおおきなことです。
写真撮影に際してガラス面反射を避けつつ、少しだけ視点を移動して、ピントを合わせた多数枚写真を撮ることがコツのようです。
Jの先端がハネている(尖っている)ことに気が付きました。+のほうはハネていません。
口縁部、胴くびれ部、胴下部の一番膨らんだところの3箇所に2本沈線による横帯がありますが、最下部横帯は波状になり、波状頂部の下にぶらさがる小塊が水滴形状にイメージできます。シャンデリアから下がる水晶のようなイメージの装飾です。土器模様全体が実在した室内装飾を起源とするのかもしれません。
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